便秘薬成分が含まれる処方薬・市販薬・お茶を解説

薬剤師が教える便秘薬のすべて

薬剤師が教える便秘薬のすべて

お使いの便秘薬の効果と
副作用をご存知ですか?

市販薬・処方薬ひっくるめて「便秘薬」という1つの括りに纏められていますが、薬により便秘を解消する方法は様々。
当サイトでは、薬剤師資格の保有者監修の元、便秘薬の効果や副作用、市販薬の分類、自然成分の効果など、幅広く便秘解消効果に関する情報をお届けしています。

代表的な便秘薬

コーラックⅡ

いちばんリッチな処方のコーラック

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大腸刺激成分+浸潤成分のW効果で、頑固な慢性便秘もすっきり改善!腸で溶ける錠剤なので他の臓器をむやみに刺激しません。

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新ビオフェルミン
S錠

毎日続けて腸内環境を改善していく

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腸内の悪玉菌を退治しバランスを整えるための乳酸菌の薬。毎日続けて摂取することで、便秘体質そのものを改善していきます。

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便秘解消をサポート
おすすめのお茶

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24種類のスッキリ成分で効き目ばっちり

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たっぷり24種類の植物が配合された便秘茶で、どんな便秘体質もサポート。1包に茶葉がたっぷり5g入っているので頑固な便秘にも◎!

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桃花スリム

ピーチティーの感覚で美味しく飲める

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食物繊維や血流改善成分など、厳選された12種類を紅茶ベースでブレンド。毎日飲みたくなるような美味しさにもこだわりました。

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病院処方の便秘薬 その種類と効果・副作用

病院で処方される便秘薬は、主に以下の7タイプの中からそれぞれの体質や状況に合ったものが選ばれています。それぞれの薬はどのように頑固な便秘状態を解消しているのか、薬の種類別に解説しましょう。

大腸刺激下剤アントラキノン系 (アローゼン、プルゼニド、アジャストなど)

植物に含まれる成分で、大腸を直接刺激してぜん動運動を促します。強い刺激があり、副作用として腹痛や下痢が起こりやすい薬です。
大腸刺激下剤 アントラキノン系 は、長期間も使い続けていると腸が刺激になれてしまい、服用する量が増えてしまう恐れがあります。例えば、大腸が黒ずむ一過性の色素沈着により、大腸の動きが悪くしてしまうことがあります。
良いと思っていたことが、逆に悪影響を及ぼす可能性もありますので、使用には十分注意しましょう。このタイプの薬は、大腸にいる腸内細菌の働きによって分解され、大腸に刺激を与える仕組みをしています。よって、腸内細菌の働きが弱い方や腸内細菌が不足している方には効きづらい場合があります。

アントラキノン系の便秘薬を詳しく見る

大腸刺激下剤ジフェニルメタン系(ラキソベロンなど)

人工的に作られた化学成分で大腸を刺激します。こちらも強い刺激で副作用が起こりますが、腸以外への刺激が起きないよう配慮されています。
これまでのフェノールフタレイン系の便秘薬とは違って効き目は弱いので、体への負担も抑えられます。刺激の強い便秘薬が一般的とされていたのですが、ジフェニルメタン系が誕生したことによって、イメージがだいぶ変わりました。
便秘の症状が軽度で、刺激の強い便秘薬を使用するまでもない方でも便秘を解消できます。どうして刺激が少ないのかというと、胃や小腸ではなく大腸に届いてから効果を発揮しているので、他の部位への刺激を与えながら大腸に働きかけてくれます。

ジフェニルメタン系の便秘薬を詳しく見る

小腸刺激性下剤(ヒマシ油など)

毒物の排出などにも使われる即効性の下剤で、服用後2~3時間程度で効果を発揮します。刺激はありますが、子どもにも使える優しい薬です。
現在では便秘を改善するためではなく、食中毒、急性腸炎、食あたり時など、早く体外に排出しなければならない時に使用されています。他にも、手術前の腸内洗浄を目的として使用されています。よって、病院でも便秘薬として処方されることはほとんどありません。
副作用として、悪心、嘔吐、腹痛などといった症状があります。長期間も使用を続けると栄養の吸収が妨害されてしまう危険があるので、服用には十分注意しなければなりません。小腸刺激性下剤は、小腸の分解酵素によってグリセリンとリシノール酸に分けられます。このリシノール酸が 小腸に刺激を与えることによって排便する仕組みです。

小腸刺激性下剤系の便秘薬を詳しく見る

膨張性下剤(バルコーゼなど)

便のカサ、水分量を増やして物理的に直腸内を刺激し、痛みの無い自然な排便を促します。名前は難しいですが、要は食物繊維のことです。
このタイプの場合、たくさんの水分と一緒に服用すると、便が水分を含んで膨らみます。その結果、大腸を刺激して排便する仕組みです。本来のお通じに近い働きをするので、腸の働きを衰えさせずに便秘を改善したいと考えている方にピッタリの便秘薬と言えるでしょう。
食物繊維なので他の便秘薬のような痛みを伴う副作用はありませんが、お腹が張ることによる苦しさ、吐き気がするといった症状が起こる場合があります。病院から処方される膨張性下剤は、この成分のみが含まれていますが、市販で販売されていの膨張性下剤には、刺激性下剤の成分が含まれているものがほとんどです。よって、市販タイプの膨張性下剤を使用する場合は、副作用に注意してください。

膨張性下剤系の便秘薬を詳しく見る

塩類下剤(酸化マグネシウム・硫酸マグネシウムなど)

腸内の浸透圧を上げ、水分量を増やして腸内を潤わせます。その結果カチカチの便にも水分が移って柔らかくなり、スムーズな排便を促します。
このタイプの便秘薬として、酸化マグネシウムとクエン酸マグネシウムが当てはまります。それぞれの塩類が持つ高い浸透圧によって腸内の水分量を増加し、弁を柔らかくするのです。
副作用として、マグネシウムを含んでいるので「高マグネシウム血症」(吐き気、嘔吐、口渇、血圧低下など)を引き起こすを起こす可能性があります。排便をスムーズにするために必要な水分量があります。それを満たす目的として使用されているのが、このタイプの便秘薬です。しっかりと水分を摂取するようになるので、自然とお通じが改善されていく場合もあります。

塩類下剤系の便秘薬を詳しく見る

糖類下剤(モニラック、D-ソルビトールなど)

機能は塩類下剤と同様で浸透圧による水分量UP。胃で分解できない種類の糖分は腸で善玉菌のエサとなるため、腸内環境改善にも役立ちます。
糖類下剤に便秘薬に含まれている糖類が水分を腸内に引き寄せてくれるので、便を柔らかくすることができます。この糖類を服用することで浸透圧作用による下痢を起こさせ、腸内細菌の働きを活性化させます。これによって、善玉菌が増えて腸内が酸性で満たされますので、少しずつお通じが改善されていくのです。
しかし、便秘薬の種類によっては、酸性化することで腸内細菌がアンモニアを発生するように抑制します。これによって嘔吐、膨満感、腸内にガスが溜まった状態(鼓腸/こちょう)といった副作用を起こす場合もあるので、使用前に必ず注意事項を確認するようにしてください。

糖類下剤の便秘薬を詳しく見る

浸潤性下剤(ビーマスSなど)

界面活性剤の効果により、便に水分や油分を取り込ませて滑りをよくします。作用が極めて緩やかで、刺激系下剤と併用されることが多いです。
便が硬く排出されにくい場合に適用されます。便の表面張力を下げることで、水分が浸透しやすくなり、より便が柔らかくなるようにしてくれます。
他の便秘薬と比べて作用が弱いので、食事諜報や運動療法と併用して腸の本来の動きを取り戻すために使用されることもあります。副作用がなく、腸が慣れてしまうこともないのでクセになりにくいのが特徴です。

浸潤性下剤の便秘薬を詳しく見る

便秘解消には色々なアプローチがある!

大腸や小腸を直接刺激するもの、便の量を増やすもの、便自体に働きかけるもの…など、薬によって便秘状態のお腹に働きかける方法はバリエーション豊か。病院でお薬を処方されている方は、お薬手帳や調剤明細書を確認してみましょう。

便秘薬の種類がわかったら、次に自分に合うのはどの下剤タイプなのかを調べていきましょう。便秘の症状によって効果のあるものを見つけることによって、より快適なお通じをすることができます。

便秘の種類 便秘の原因 便秘になりやすい人の特徴
機能性便秘 慢性便秘 弛緩性便秘

大腸のぜんどう運動の低下、または筋力の低下によって便を体外へ押し出せない状態。

  • 運動不足
  • 出産経験の多い女性
  • 高齢者

直腸性便秘

直腸に便が溜まっているのに、便意を感じられなくなっている状態。
  • トイレに行く時間がないほど忙しい方
  • トイレを我慢してしまう方
痙攣性便秘 ストレスによって腸のぜんどう運動がひきつった状態となり、腸が狭まって便が詰まってしまう状態。
  • ストレスを溜めている
  • 睡眠不足
急性便秘 1日の食事量が少ないことで食物繊維不足となり、大腸の動きが鈍って、一時的に起こる状態。
  • 食事量を減らすダイエットをしている
  • 水分の摂取量が少ない
  • 新学期、就職、結婚といった環境変化によってストレスを受けている
器質性便秘

腸や肛門に原因がある状態。

  • 腸や肛門に疾患を持っている
  • 先天性大腸課長症をわずらっている

上記の中でも弛緩性便秘(しかんせいべんぴ)は、日本人に最も多い症状といわれています。この場合は、どの便秘薬でも効果が得られやすいようです。

しかし、長期間も便秘薬に頼り続けるのは腸の機能低下に繋がる危険性が高いので、上手く使用しながら腸の動きを高める対策を行いましょう。

どうしても辛い時は、我慢せずに一度状態を暖和してください。その後に、水分摂取をしっかり行う、便意を感じたら直ぐにトイレに行く、食事バランスが整った食事をするなどといった対策をするよう心がけましょう。

便秘薬を
飲み続ける
危険性

腸が刺激に慣れると、薬なしでは便が出ない体に!

初めのうちは高い効果が見込めた薬でも、長期間服用し続けると徐々に身体が刺激に慣れてしまい、従来の量では効果が感じにくくなります。こうなると、薬を増やす・強い刺激のものにランクを上げるしか改善策はありません。こうして薬の刺激に頼りきっていると、大腸は自らの力でぜん動運動を起こせなくなり、自力での排便が困難になってしまいます!

便秘薬を飲み続ける危険性についてもっと詳しく見る

特集昔ながらの
便秘解消法
「お茶」注目

マイルドな刺激で自然な排便をサポート

昔から様々な健康効果が期待できる飲み物として愛されてきた「お茶」は便秘解消にも期待されてきました。様々な植物が持つパワフルな効果やたっぷりの食物繊維効果により、薬のような強い副作用を起こさず、健康的な量・形で気持ちよくスッキリできます。便秘薬の危険性に気付いた今だからこそ、着目すべき方法だといえます。

なぜ便秘薬より
お茶がいいのか

濃さが調整しやすい、副作用が少ない、便通改善以外の効果も得られるなどメリット満載です。

便秘に◎オススメ
お茶リスト

口コミ人気が高く、慢性便秘に悩める方を数多く救ってきた人気の便秘解消茶を紹介します。

お茶で便秘解消
した人の声

「おすすめお茶リスト」に掲載された商品に寄せられた、喜びの口コミをピックアップしました。

昔ながらの便秘解消法「お茶」についてもっと見る

市販の人気便秘薬に期待できる効果と副作用

「病院に行くほどの便秘症じゃないから」「医師に便の話をするのが恥ずかしい」 などなど、理由は様々ですが市販の便秘薬を使用している方もかなり多いですよね。ここでは、人気の市販便秘薬が持つ下剤効果はどのようなものか、起こりうる副作用などを商品ごとに紹介しています。市販薬は腸へ刺激を与えるタイプが多いので、常用はしないように注意しましょう。

コーラック
ファースト

初心者でも使いやすいよう、刺激成分を通常の半分に抑えた優しい処方。

コーラック

便秘といえばコレ!強い便秘解消効果がある一方で、副作用も強く出ます。

コーラックⅡ

コーラックの刺激+便の軟化作用で頑固な便秘も一網打尽にできます。

コーラック
ファイバー

食物繊維で便を増やす&刺激作用でたっぷり出るタイプ。味が独特。

コーラックハーブ

刺激成分による腹痛を和らげる成分配合で、副作用が気になる方向け。

新ビオフェルミン
S錠

生きたまま腸に届く乳酸菌パワーで滞った腸内環境を改善する、無刺激の薬。

ビオフェルミン
便秘薬

乳酸菌に加えて刺激成分をプラス。頑固な便秘を治していきたい方にも。

酸化マグネシウムE
便秘薬

腸内の水分量を増やすタイプの下剤で、痛みを起こさずつるんと出せます。

新ウィズワン

食物繊維と刺激成分でしっかり出せます。漢方をチョコ味でコーティング。

ビューラックA

見た目も処方もコーラックとほとんど同じですが、副作用はわずかにマイルド。

サトラックス

食物繊維がメインとなる薬の中では配合量トップ。刺激もあるので慢性便秘にも。

タケダ漢方便秘薬

昔から多くの人が愛用している便秘薬。錠剤が半分に割れるので調整しやすい。

3Aマグネシア

腸内に水分を集める効果が強化された、活性酸化マグネシウムがメイン成分です。

カイベールC

こちらもコーラックに近い薬ですが、大腸刺激成分が2種類配合されています。

スラーリア便秘薬

飲むとすぐに溶ける塩類下剤。溶け残らないのでしっかり腸で作用します。

即効性があるといわれる便秘薬のタイプと
効果・副作用

浣腸・座薬について

肛門から入れるタイプの薬は即効性バツグン。浣腸なら入れてから5分程度、座薬なら約15~30分程度で確実に便を出す事ができます。強い腹痛や注入が怖いイメージがありますが、大人になってから使ってみると頓服タイプの便秘薬より痛くないと感じる方も。ただし、こちらも腸内に刺激を与える成分のため、常用は避けてください。

安全に服用するための便秘薬の
正しい知識

便秘薬の安全性

そもそも便秘薬とは何をする薬なのか?便秘の根本改善はできるのか?お腹が痛くならない便秘薬ってどうなの?など…薬でなんとか便秘を解消したい、と考える前に是非知っておくべき情報をまとめています。知らずに便秘薬を使い続けると、大変な事態になる可能性もありますので、きちんと効果や副作用を知った上で服用してください。

便秘に良いといわれる体にやさしい
自然由来の成分

便秘に良い成分

腸内に滞った便をスッキリさせる効果は、漢方やハーブからも得る事ができます。なんとなく「化学物質の効果は強い、自然素材の効果は弱い」イメージがあるかもしれませんが、パワフルに腸を刺激するもの、尋常ではない食物繊維を含むものなど、薬以上の効果を持つものも多々あります。これらは、便秘解消茶やサプリメント等で摂取可能です。

便秘薬でダイエットできるって本当?

便秘薬でダイエットが出来るのかどうかの前に、ダイエットの定義が必要になるでしょう。単に体重が減少するだけをダイエットに含めれば、便秘薬でも一時的なダイエットは可能です。

しかし、ダイエットをその人の健康的な体と体重に戻すことと定義するなら、便秘薬を使用した方法はダイエットとは言えません。一時的に早急に体重が減少しますから、ダイエット効果だと勘違いしてしまいます。

世間で良く行われている便秘薬や浣腸を使用した方法は、すぐに目に見えて体重が減少しますから、効果的なダイエット法だと宣伝されます。しかし、決して本当の意味でのダイエットではありえないでしょう。便秘自体は病気の範疇に入りそうした人のために便秘薬があるわけで、決してダイエットの薬ではありません。

便秘薬ダイエットの方法

一般に口コミなどで囁かれている便秘薬ダイエット法の原理は、口から食べたものが腸内で吸収される前に排泄させて栄養を吸収させない方法です。確かに栄養を吸収しませんから、朝起きたときの体重は1~2キロ程度も減少します。これが痩せたとの間違った実感に繋がるわけです。

しかし、栄養を吸収しないわけですから、徐々に元気がなくなり我慢できない空腹感が増します。また、血糖値も異常に下がったりしますので、めまいが生じて倒れてしまうこともあります。

便秘薬ダイエットは、食後に便秘薬を飲むだけのお手軽な方法ですが、栄養を吸収する前に排出するので、体の代謝に必要な成分が不足して健康に障害が出ます。

朝昼は食べるだけで、夕食後に便秘薬を飲んでも、栄養の吸収は相当低下しますから、やはり健康に問題が出ると言えます。つまるところ、「体重が減った」という誤った成功体験談は、本当のダイエット効果ではなく、便が排泄されて体重が減ったに過ぎないだけなのです。

便秘薬ダイエットはなぜ危険なのか

便秘薬を多用しますと以下のような体調不良を起こします。

  • 下痢と腹痛

    そもそも便秘薬は、腸粘膜を刺激して食べ物を動かす蠕動運動を促したり、腸内水分を多くして固くなった便を柔らかくする働きがあります。

    しかし、効き過ぎると腹痛になったり、水分過剰となって下痢症状になりますが、これは便秘薬の副作用でもあります。多用すると下痢症状が続き脱水状態に陥ります。肌荒れや鉄分不足も起こり貧血を起こしやすくなり、重度の脱水症状は生命をも危険にさらします。

  • 栄養分の吸収不足で栄養失調

    便秘薬は腸に栄養分が吸収される前に便を排出しようとしますから、排泄の頻度が多くなると必要な栄養を吸収されなくなります。栄養不足では集中力の低下や不眠症といった体調不良を起こしやすくなります。はては慢性的な栄養失調になってしまうでしょう。

  • 長期服用による便秘薬依存

    便秘薬ダイエットを続けると便秘薬依存の傾向が現れます。便秘解消のためではなくダイエットを目的に多用すると、自然の蠕動運動が出来なくなり、大腸は便秘薬の刺激でしか運動を起さなくなります。

    また薬への耐性が強くなり服用量も多くなければ通じなくなります。最終的には自力排便が出来ず、薬物依存状態になってしまうでしょう。

  • 大腸機能の低下

    便秘薬を長期間服用すると大腸は黒く変色してしまいます。大腸が変色する「大腸メラノーシス」になります。こうなると大腸の細胞は硬くなり、大腸機能が低下していきます。ひどい場合は大腸がんを発症するリスクが増大します。

便秘薬と一緒に生活習慣も改善しよう!

便秘も病気の一種ですから酷い状態なら便秘薬を服用しますが、多くの場合悪い生活習慣が原因で便秘が起こっています。不規則な食生活や暴飲暴食、睡眠不足、ストレス、偏った食事内容などがあげられます。

人間は一定のリズムで生活するのが理想で、規則正しい生活と食事、十分な睡眠と決まった時間の起床、良好な社会関係などが、腸内環境をも整えてくれます。生活習慣を改善して続ける事は、健康的な人間として生きていく上でとても重要なことなのです。

便秘になりにくい食生活とは

  • 必ず朝食をとり、1日3食を規則的に

    朝起きてしばらくして朝食をとると、胃腸の条件反射が起きて排便が促されます。規則正しい排便リズムは、毎朝きちんと朝食をとることが先決で、これを欠かす人に便秘が多いわけです。

    また、1日3回の食事も規則的習慣として栄養バランスよく食べましょう。多忙さやダイエットを理由に食事を抜いたり、偏食が続いたりすると、胃腸のリズムが狂って便秘に繋がります。

  • 栄養バランスと水分補給

    便は食べ物のカスと腸内細菌の死骸などと共に、70~80%の水分からできています。腸から水分が吸収されて便の形状が決まりますが、水分が不足すると便が硬くなり、排便が困難となって便秘しやすくなります。食事の時に飲み物も一緒にとるようにして水分を腸内に送ります。

    また、汗を流しやすい夏はこまめに水分補給をしましょう。水分が不足すると腸内でも水分がたりなくなって便が固くなります。野菜と果物の食物繊維は水分を吸収してふくらみ、腸を刺激し腸の蠕動運動を活発にする作用があります。さらに、個人差はありますが、ヨーグルト等の乳酸菌を含むものも、便秘解消に効果があると言われます。腸内の悪玉菌を減らし,善玉菌を増やしてくれる効果がありますよ。

運動することで便秘も解消!

排便の前には必ずと言って良いほど便意が起こります。しかし、便秘の人は便意自体が起きにくいのです。そのため、便意が起こりやすくなる運動や体操を行い、日頃から便秘を解消しておきましょう。

  • ウオーキング

    歩くことで腸の運動が始まり、食べ物が蠕動運動で進んでいきます。犬も散歩をすると便を排出しますね。運動することで腸がエネルギーのもとになる栄養を吸収しようとしますから、便意も起こりやすくなります。毎日少しずつでも歩きましょう。歩くことは健康の原点ですし、外の新鮮な空気を吸うこともストレス発散の気分転換にもなります。

  • 体操

    もっと積極的にするなら体操になります。朝はもっとも便意が起きやすいので、体操などで主に腹筋を使う運動を行うと、腸が刺激され便意が起きやすくなります。ふとんの中でのびをする体操でも構いません。起きてするならラジオ体操でも良いでしょう。体を動かすことで眠っていた内臓も目覚めます。朝起きてからたった5分間の体操でも日課として続けていると効果が出ます。

  • マッサージ

    お腹に円を描くようにマッサージをすると腸が活動を始めます。また体には便秘に効くツボもありますから、そこを押すことでも腸の活動を刺激できます。

便秘になりにくい生活ってどんなもの?

便秘になりにくい日常生活とはどのようなものかを簡単に紹介します。日頃から実行しておくと便秘の心配がなくなります。

  • 排便の習慣

    毎日の朝食後にトイレに行く習慣にしましょう。便意がなくとも、そうすることで自然に便意が生じてきて、規則的な排便の習慣が身につきます。便意があるのに排便しないことを繰り返していると、神経が麻痺して排便の気持ちすら起こらなくなります。

  • 腹部の血行促進

    腹部や腰を温めると、腸への血流が増加して、結果として腸が刺激されて排便が促されます。お腹を冷やすと血行も悪くなり便意も生まれません。腹巻・カイロ等で温めるか、お風呂で腹部をマッサージするのも良いでしょう。

  • 毎日の適度な運動

    毎日約10分前後の適度な運動は、体の血行をよくして腸の動きも活発になります。また腹筋を鍛えると、排便時の力も増してスムースな排便が可能になります。散歩や体操がお薦めです。

  • ストレスの解消

    ストレスの蓄積は色々な病気の原因と言われます。ストレスから自律神経系の交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、腸の活動も低下して便秘になりやすいことは明らかです。常日頃から自分なりのストレス発散法を考えておき、それを実行することでストレスフリーな生活を送りましょう。

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