便秘薬成分が含まれる処方薬・市販薬・お茶を解説
代表的な便秘薬
コーラックⅡ
新ビオフェルミン
S錠
便秘解消をサポート
おすすめのお茶
モリモリスリム
桃花スリム
昔から医者要らずとも言われ、傷口に塗りこんだ経験がある方もいるアロエ。便秘解消にも非常に力強い効果を発揮し、下剤のような役割を持っています。どんな成分が効くのか、どのように摂取したら良いのか?キダチアロエについて「便秘」というキーワードで迫ります。
アロエには色々な種類がありますが、主に食用になっているのはアロエベラ・ケープアロエ・キダチアロエの3種類。このうち、ケープアロエとアロエベラの葉皮部分にはたくさんの薬効成分が入っており、この部分を配合した製品は「医薬品」となります。葉皮の内側、ぷるぷるした果肉部分はそこまで強い作用はないため、健康食品やヨーグルトに入っています。
これと比べると効果が弱まるのが、キダチアロエ。医薬品としては認定されていないため、サプリメントやお茶などで使われる場合は皮までまるごと含有されています。
アロエの主な成分は、以下の通り。
このうち、便秘解消効果を持つのが「アロイン」。アロエ特有の成分であり、ぜん動運動を活性化させます(大腸に直接刺激を与える効果が確認されており、アントラキノン系の刺激物質と認定されています)ですが、同時にアロエの果肉に含まれている多糖類(キシロース、セルロース)が腸や便の水分量を増やしたり、善玉菌の増殖を促すサポートをする効果があるため、便を無理やり外に出すだけでなく、自然に便を出せる腸内環境を作り上げる効果が期待できます。
たった1つの植物だけで、コレだけの効果を実現できるものは他になかなかありませんね。
キダチアロエならば外皮まで食べられますので、極論を言うならば葉っぱをパキッと折って洗ってそのままでもOK。そのままだと苦味や青臭さがありますが、この苦味・青臭さこそが「アロイン」の成分なので、積極的に摂取しましょう。
市販品ならば、粉末やお茶など、アロエがまるごと使われているようなタイプがオススメです。ヨーグルトなどにもアロエ果肉が入っていますが、青臭い部分は取り除かれていますよね。これでは、便秘解消効果はあまり期待できません。
アロエは熱を加えて加工しても効果や作用が低下しないため、粉末やお茶でも生のアロエと同じような効果が期待できます。もちろん、サプリメントや便秘薬でも良いでしょう。
1つ注意したいのが、アロエには子宮を収縮・充血させる作用があること。妊娠中・生理中は摂取を控えておくことで、生理痛や月経量の緩和に繋がります。
キダチアロエが配合されたお茶も掲載!アロエまるごと配合の便秘茶で、アロエの恩恵をたっぷり受けましょう。
キダチアロエを配合している便秘茶がデルモッティです。デルモッティの特徴は、自然にスッキリできるようにキダチアロエをはじめとした22種類の自然素材と乳酸菌を配合していること。具体的には、デトックスティーなどに利用されているキャンドルブッシュ、野菜の中でもトップクラスの食物繊維を含むゴボウ、ポカポカ成分のショウガなどを社外秘の黄金比率で配合しています。1杯のお茶でスッキリ成分をバランスよく摂れるので、キレイな巡りを実現したい方などにおすすめです。定期コースを申し込めば、初回は半額の1,700円(税抜・送料込)で利用できます。
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