便秘薬成分が含まれる処方薬・市販薬・お茶を解説
代表的な便秘薬
コーラックⅡ
新ビオフェルミン
S錠
便秘解消をサポート
おすすめのお茶
モリモリスリム
桃花スリム
植物がもつ便秘解消の力は、市販の便秘薬にも勝る!?自然の成分がたっぷり含まれた便秘解消茶は、痛みと戦わずにスッキリお通じを出したい方にお勧めです。ここでは便秘茶に配合される事が多い成分のうち、便秘解消効果が期待できるものをご紹介しています。
中国では「神果」とも呼ばれており、砂糖の数百倍甘い糖分が含まれています。これらはオリゴ糖と同じで、胃で分解されずに腸まで届き、腸内の浸透圧を上げて水分を増やす「糖類下剤」の働きをします。また、腸内でビフィズス菌のエサとなるため、腸内環境改善にも役立ちます。
アメリカでは「異次元の食物繊維量」を持つスーパーフードとして注目されています。その量はさつまいもの17倍!水溶性と不溶性の食物繊維が理想的な比率で含まれているため、便の量を増やすことと腸に溜まった便を絡めとって排出させること、どちらにも効果があります。そのまま食べても、ヘンプシードオイルでもOK。
漢方薬にも使われる成分で、咳を鎮める・解熱・むくみ解消・下痢や腹痛を治す・肝臓強化・美肌などの効果があります。桑の葉にしか発見されていない「DNJ」という成分は、血糖値や血圧を下げる、抗酸化作用、便秘解消などの効果が期待できます。食物繊維もたっぷりで体脂肪も抑制するのでダイエット効果も期待できます。
発酵食品はお腹に良いとされていますね。プーアール茶も、茶葉に黒麹菌を加えて発酵させたものであり、独自の酵素を持っているため、便秘解消に効果的。しかも、腸内に水分を引き込むマグネシウムも一緒に摂取できるため、悪化していた腸内環境を改善する効果が期待できます。刺激を加えないので、お腹に優しいです。
南アフリカ原産のルイボスと言う植物を原料とした健康茶。マグネシウムが含まれており、プーアール茶同様、腸内に水分を引き込み、便を柔らかくして通りをよくします。また、高い抗酸化作用により腸内の悪玉菌を排出させる効果も。薬ではないにも関わらず、約60%の確率で2~3日中に便が出るそうです。
イチョウの葉には冷えを改善する効果があるため、冷え性からくる便秘や痔を解消する効果があります。そのほか、免疫力UP・喘息・アレルギー・肩こり・更年期障害・神経痛など幅広い効果があり、海外の発表では脳血管の血流をよくする効果が高いとされています。黄色い葉っぱのイメージですが、効果があるのは緑葉です。
食物繊維がたっぷり、というのは皆様ご存知ですね。そのほか、糖の吸収を穏やかにする作用があったり、イヌリンという成分がビフィズス菌を増やす・利尿作用を与える効果があります。ポリフェノールの一種、サポニンはエイジングケアにも役立つ抗酸化物質です。
生産地スリランカでは神のハーブとして崇められる存在。糖質が体内で分解される働きを阻止するため、糖が腸まで到達し善玉菌のエサとなるため、腸内環境が良好になり便秘が改善します。その他、脂肪の吸収を抑える働きや身体に脂肪を蓄えるのを阻止する働きがあるため、ダイエットに有効です。
日本全国に生えているマメ科の植物。こちらは大腸を刺激するアントラキノン誘導体が入っており、腸を直接刺激して便通を促進します。アントラキノン誘導体は眼精疲労を改善したり、血圧を下げたり、抗酸化作用も期待できます。ただし、過剰摂取すると腹痛や下痢を引き起こすので、量には注意しましょう。
これらの成分は、人気の便秘茶に数多く含有されています!便秘解消を第一に考えるもよし、相乗効果を重視するもよし、自分なりの選び方でお気に入りのブレンドティーを見つけてみてください。
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